安くて、壊れても気にならないイヤホン。
そう聞いて思い浮かぶ人も多いのが、PanasonicのRP-HJE150ではないでしょうか。
私自身、このイヤホンを何本も買い替えながら長い間使ってきました。
この記事では、なぜHJE150が当時支持されていたのか、そして今なぜ卒業を考えるようになったのかを振り返ります。
WALKMAN付属イヤホンを守るための「保険」だった
高価なイヤホンを外で使うのがもったいない。
これは今でも多くの人が感じることだと思います。
当時の私は、WALKMANに付属していたイヤホンを外で傷めるのが嫌で、代わりになるものを探していました。
そこで選んだのがRP-HJE150です。
価格は数百円台。
断線しても精神的ダメージが少なく、「とりあえずこれでいい」と割り切れる存在でした。
オーディオに詳しくない人には知られていないかもしれませんが、節約志向の中では定番の選択肢だったと思います。
超低価格帯で得られた「十分にクリアな音」
HJE150が支持された理由は、価格だけではありません。
当時の低価格イヤホンにありがちだった、こもった音とは違い、ボーカルが比較的はっきり聞こえる点が評価されていました。
音楽をじっくり楽しむというよりも、移動中や作業中のBGMとして使う分には十分な音質でした。
価格を考えれば、「音がちゃんと聞こえる」こと自体が大きな価値だった時代です。
装着感の難しさと、当時の工夫
一方で、HJE150には明確な弱点もありました。
それが装着感です。
そのまま装着するとフィットしづらく、少し位置がズレるだけで音の印象が大きく変わってしまいます。
当時は、ケーブルを耳の上から回す装着方法が知られており、これによって安定感が増すと言われていました。
今振り返ると、音をきちんと聴くために工夫が必要だったこと自体が、当時の限界だったとも感じます。
結論:HJE150の役割は終わった
RP-HJE150は、「安くても音は妥協しすぎなくていい」という価値観を教えてくれたイヤホンでした。
しかし現在では、装着感や音質、耐久性を含めて、より完成度の高いイヤホンが手頃な価格で手に入ります。
裏技や割り切りが前提だったHJE150から、自然に使えて満足できるイヤホンへ。
それが、私がこのモデルを卒業する理由です。
HJE150は間違いなく役目を果たしました。
そして今は、次の選択肢を選ぶ時代になったと感じています。

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